角館

青柳家
角館は、秋田藩の支藩として栄えた城下町である。町の中心部には、石黒家、青柳家、岩崎家など、黒塀に囲まれた武家屋敷の並ぶ通りが続き、古き時代の面影を今もなお残している。
その武家屋敷とともに、有名なのが「桧木内川堤の桜」で、全国のさくら名所100選に選ばれており、毎年見事に咲き誇る。町出身の画家・平福百穂にちなむ「平福美術館」や、新潮社の創業者・佐藤良亮を検証する「新潮社記念文学館」、そして、伝統工芸品の樺細工を紹介する「樺細工伝承館」など、角館の歴史と文化の彩りは訪れる人々を魅了している。
田沢湖
直径約6kmの円形、水深423.4mと日本一の深さを誇る湖・田沢湖は、その全域が田沢湖抱返り県立自然公園に指定されており、日本百景にも選ばれている景勝地である。
湖の深さのため、真冬でも湖面が凍りつくことはなく、また湖に太陽光が差し込んだ際にも、水深によって湖水を明るい翡翠色から濃い藍色にまで変化させるといわれており、見るたびに見せる表情が変わると評判も高く、湖畔のドライブやサイクリング、遊覧船の周遊で四季折々の美しさを楽しめる。
田沢湖の地ビール「湖畔の杜ビール」の味わいもまた格別だ。

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乳頭温泉郷

乳頭温泉郷は、十和田湖八幡平国立公園内乳頭山の山麓にあり、全国に数ある秘湯の中でも屈指の人気を誇る温泉郷であり、それぞれの源泉を持つお湯と山あいの趣が楽しみを膨らませてくれる。
温泉郷には、「鶴の湯」「黒湯」「蟹場」「大釜」「妙乃湯」「孫六」の六軒の一軒宿と休暇村乳頭温泉郷の七軒の宿泊宿がある。
いずれも有名な温泉施設で、癒やしを求める旅人が毎年多数訪れている。このほか、水沢温泉郷、八幡平・玉川温泉など人気の温泉地が豊富にあるのも、この地域の魅力である。
西木
角館と北秋田市鷹巣とを結ぶ秋田内陸線の沿線地域にあり、八津駅から歩いて5分の場所に日本一といわれるカタクリの群生地が広がる、西木エリア。この地方にある上桧木内では、毎年2月になると、武者絵や美人画を描いた巨大な紙風船を、灯火を点けて打ち上げる「紙風船上げ」が行われる。市の指定無形民族文化財でもある紙風船上げは、長さ3mから8mの円筒形の和紙で作られるが、大きいものでは12mにのぼるものもある。この円筒形の紙風船に揚力源となる石油をしみこませた布玉「タンポ」を固定して、その年の思いや願いを託し、真冬の夜空へと打ち上げられる。

仙北市へのアクセス
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